演舞場発 東寄席 第五回

演舞場発 東寄席 第五回 2015年2月27日

2015年2月27日、
演舞場発 東寄席 第五回として「落語と日本酒を楽しむ会」が開催されました。

この日は、会社のお仲間でいらっしゃる方も多く、会場は満席となりました。
開演前からお酒を頼まれるお客様も多く、会場は一足先に温まっています。



席にはまず、先付のぬた和えと、
国権酒造の特別本醸造酒「小法師」が用意されました。
美味しい日本酒を飲みながら落語の開演を待ちます。

まずは開口一番、春風亭小朝師匠の4番弟子である、春風亭ぽん吉さんの高座です。
演目は、お酒にちなんだ「子ほめ」。
軽快な語り口調で会場を沸かせます。

会場が十分に温まったところで、いよいよ春風亭一之輔師匠の登場です。
今、旬な若手噺家で、21人抜きで真打ちに昇進、落語家教会柳家小三治会長に「久しぶりに見た本物」と言わしめた逸材です。
落語にあまり詳しくなくても、ユニクロのCMでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
36歳という若さに似合わない渋みがまた素敵です。

独特の自虐といじりで、会場は早くも大盛り上がりです。まさに、「どっと沸く」状態でした。
その盛り上がりのまま、噺は「雛鍔」へと入ります。

仲入りを挟んだ二席目は春とお酒にちなんだ「花見の仇討ち」。
一席目ともに、最初から最後まで大笑いと拍手の起こる高座で、会場も大満足の様子でした。

さて、落語の後は日本酒を楽しむ会です。
仲入りの間に運ばれてきていたお食事と二本目のお酒「てふ」(国権酒造 純米酒)に加え、残り三種のお酒が振る舞われました。

新橋演舞場では、新橋料亭街伝統の味を受け継ぐ調理場で毎日お食事をご用意しています。
今回も、旬の食材を使った新橋演舞場の会席弁当がふるまわれました。

日本酒は、福島・奥会津 国権酒造さんによる5種。
右から、
「純米吟醸50 銀ラベル」
「俺の出番 特別本醸造辛口」
「大吟醸 生」(非売品)
「てふ 純米」
「小法師 特別本醸造」

国権酒造の細井社長と、本厚木で大正8年創業の酒屋 望月商店さんに、酒造りへのこだわりや、今おすすめの酒蔵等についてお話していただきました。
利き酒タイムには、それぞれお客様の席を回られて、日本酒話に花を咲かせていました。

最後に、恒例のお楽しみ抽選会です。
今回は、国権酒造さんのオリジナルTシャツ(5名様)、同じく国権酒造さんのぐい呑(5名様)、春風亭一之輔師匠の色紙(4名様)、歌舞伎座のチケット(1組2名様)、が賞品として用意されました。
写真はなぜかハワイアンなデザインの国権酒造オリジナルTシャツ。
お酒も入って温まった会場は、くじが引かれるたびに大盛り上がりでした。

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