演舞場発 東寄席 第六十六回

演舞場発 東寄席 第六十六回 2019年11月29日(金)

第六十六回東寄席、『落語と日本酒と有機無農薬野菜を楽しむ会』にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

『第六十六回 落語と日本酒と有機無農薬野菜を楽しむ会in新橋演舞場』柳亭小痴楽独演会

すっかり冬の気候ですが、日中は日差しのあたたかな気持ちの良い日でした。

冬晴れの今宵、高座にお迎えしたのは東寄席四度目のご出演、今年九月に真打に昇進された柳亭小痴楽師匠です。
お料理と共にお楽しみいただいたお酒は、三年ぶり二回目のご紹介、群馬の聖酒造さん。
それでは振り返りをご紹介いたします。

演舞場の味覚を楽しむ

本日の演舞場のお料理

高座と日本酒を楽しみながらお召し上がりいただくお料理は、新橋料亭街伝統の味を受け継ぐ演舞場の調理場でご用意させていただきました。

先付けには、品川蕪のカニ入り銀あん掛け。

八寸には、玉子焼、海老芝煮、花蓮根甘酢漬、一口昆布、豚バラの野菜巻焼、しゅうまい、明太子、中華風切り干し大根、磯貝の串刺し、海老真丈揚、鶏手羽餃子揚。
煮物に一口がんも、蒟蒻、里芋、オクラ、花人参。
向付は鮪と甘海老の刺身をご用意しました。

主菜は金目鯛の西京焼きに刻み芝漬けを添えたものを。

栗とさつまいもの炊き込みごはんと菊花真丈、板麩、三つ葉、柚子の吸い物のあとには、抹茶わらび餅と練り切りをお召し上がりいただきました。

落語を楽しむ

開口一番『牛ほめ』三遊亭美よし

本日の開口一番をお勤めいただいたのは、三遊亭遊吉師匠のお弟子さんである三遊亭美よしさん。

ご披露いただいた演目は『牛ほめ』。
『子ほめ』に似た噺ですが、こちらは「牛」をほめる。『子ほめ』と異なり、現代ではなかなか同様のシチュエーションは見られませんが、美よしさんにの朗らかなお声で演じられる与太郎は、牧歌的なおかしみを誘います。

一席目『湯屋番』柳亭小痴楽

万雷の拍手とともに柳亭小痴楽師匠のご登場です。

スピード感溢れる語り口で、あっという間に満員の客席の心を掴みます。
その勢いのままご披露頂いた演目は『湯屋番』。
枕では、先日まで続いた小痴楽師匠の真打昇進披露公演におけるドタバタをたっぷり聞かせていただきましたので、『湯屋番』に登場する「道楽者の若旦那」が実にハマってしまう。
見事な倒錯の演技に客席は抱腹絶倒となりました。

〜仲入り〜

二席目『猫の災難』柳亭小痴楽

仲入りをはさみ、ふたたびの破れんばかりの拍手とともに登壇された小痴楽師匠。

二席目にご披露頂いた演目は『猫の災難』。
熊五郎、一文無しだが酒が呑みたい。小痴楽師匠がそれを演じるというだけで客席は期待に溢れます。
さりげなく、本日お酒をご提供いただいた「聖酒造」さんのお名前を登場させる憎い演出に客席は湧き、酒を呑む小痴楽師匠の芝居に酔い、期待以上の笑いが切れ間なく満員の客席を包む圧巻の舞台となりました。

江戸伝統野菜を楽しむ

本日も、江戸東京野菜コンシェルジュの資格を持つOmeFarmの島田さんが、美味しい江戸東京野菜をご紹介くださいました。

本日の野菜は品川蕪。
一見大根のようにも見える変わった形の蕪です。その形状ゆえに、絶滅の危機を乗り越え、いまではふたたび江戸東京野菜として定着いたしました。
島田さんもお気に入りの江戸東京野菜「品川蕪」、今宵はカニ入り銀あん掛けして先付けにご提供いたしました。

お酒を楽しむ

  • 望月酒店さん
  • 車多酒造さん

今宵のお酒を提供していただいた聖酒造さんをご紹介いただいたのは、神奈川県厚木市でお店を営む望月酒店さん。

聖酒造さんからは七代目蔵元である杜氏の今井さんにお越しいただき、お酒のお話を伺うことができました。

本日の日本酒

(写真右から)

聖 五百万石五〇 純米吟醸 中取り生

富山の五百万石を用いたフレッシュな純米吟醸。

聖 山田錦五〇 純米吟醸 EVOKE 袋吊り

兵庫の山田錦を用いた心地よい酸味のある純米吟醸。

聖 渡舟五〇 GOTH 生酛 純米吟醸

滋賀の渡舟を用いた生酛ならでは旨味と酸味。

聖 渡舟四〇 純米大吟醸 中取り生

渡舟を贅沢に40%まで磨いた贅沢な大吟醸。

お楽しみ抽選会

  • 柳亭小痴楽さんのサイン入りポスター
  • OmeFarmさんのお届けお野菜セット
  • 車多酒造さんの「天狗舞」の手拭いと「五凛」の前掛け。
  • 柳亭小痴楽さんのサイン色紙

最後は東寄席恒例の「お楽しみ抽選会」です。
演舞場からは柳亭小痴楽師匠のサイン入りポスター。OmeFarmさんからはお届けお野菜のセット。聖酒造さんからは前掛けなど。そして抽選会にもご参加いただいた小痴楽師匠からは素敵な色紙をご提供いただきました。

今回も満員御礼、大盛況のうちに幕を閉じた『東寄席』。
次回もどうぞお楽しみに!

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